こんにちは、ビジネスプランナーの森岡 天志です。
私は20代前半に会社を立ち上げました。そしてまず飲食店(居酒屋)を始めたのですが、当時は知識もなくただ勢いでやってしまっていました。
人の動かし方も分からない、接客の仕方も分からない中、見よう見まねみたいな感じでやっていました。
オープンしてからあまりお客様も来ることがなく少しすると負のループに突入したんです。
どんなループかと言いますと、開店資金があまりなく運転資金もないような状態でスタートをしてしまったので、オープンして日々の売上でまかなって行こうと言う甘い考えからすぐに資金がショートしたんです。
はじめは借り入れをしました。まさに自転車操業でした。
一番初めに考えたのはコストの削減です。
仕入のコストダウンを考えたのです。今となって考えてみれば本当によく分からない事をしていました。
そして次に行ったのが広告費の削減です。
その次に人件費の削減。
まさに負のスパイラルです。
売上が上がらないので仕入のクォリティーを下げ、たまに来ていただいたお客様はあまり美味しくないと言うことで離れていき、お客様が減ったので広告費を削減したところ、そこにお店があるなんて存在を知らない人はもちろん来ない状態でした。
リピーターも来ない、新規もお店の存在すら知らないので来ない
たまに来ても美味しくない
売上が上がらないので気持ちも焦り、心に余裕がなくなっていきました。
するとスタッフの言動に敏感になり、しかもネガティブに受け止めてしまう状況が続きスタッフも離れて行きました。
そうするとたまに来たお客様は料理は美味しくない、スタッフは少なく対応が遅い、そしてみんなカリカリしていたのでお店の雰囲気も悪い。
もちろんそのお客様たちは二度ときませんでした。
ただ、この出来事がきっかけで私は多くの事を研究し学びました。
自分で経営をする会社の他、複数人で立ち上げたグループ会社では飲食店は10店舗以上を出店し、物販ではアパレルに時計、バッグなどを扱い、建設会社の立ち上げから管理やWEB事業など数多くを0から立ち上げてきました。
経営を学び、スタッフの育成を学び、お客様との接し方や取引業者との交渉など幅広く学んできました。
その中でも今でも本当に役に立っているのはその時苦労をして上手く行かずもがき続けながら身に付けた心理学や目標達成のノウハウ、そして経営全般です。
今現在では、株式会社Teamfreeと言う会社を妻と一緒にプライベートも充実させながら営んでおります。
起業家の方をメインにビジネスに関するサポートをおこなう他、心理学やコーチング、カウンセラーなどの資格取得講座などもおこない教えられる人を育てています。
今回、ビジネスプランナーとしてサポートをおこない、ビジネスプランナーを育てて行くことにしたのは、起業される人が増え、私の所にも日々相談に来られる方たちがいます。
そこで感じているのが『スキルを身に付けて活かすことと経営は違う』と言うことです。
人間持ち時間は1日24時間です。
ただ、この決まった時間の中で多くの仕事を進められる人と、時間がかかって結局進められない人に分かれて行きます。
ポジション(持ち場)を決めてそれぞれがやるべきことをやれば1日に出来る量は変わります。
しかも、そのポジションのプロにやってもらえばクォリティーにも期待が持てます。
多くの起業家たちが専門スキルを身に付けてクォリティーを上げないまま戦おうとしているんです。
『コーチ、コンサル、士業、カウンセラー、セラピスト、スピリチュアルや占い系』など
この方たちの中でも、お役様が来ないのは集客ができないから
この一つが原因と思われている方もいる様です。
プロはいくつもの分野でプロと言う訳ではありません。
あなたが一つの分野でプロであるならば、他の分野では果たしてプロなのでしょうか?
スポーツで例えると
お相撲さんとサッカー選手が1,000万円を出し合って勝負をすることになったとします。
勝負する種目は
お相撲さんがサッカーを選ぶと思いますか?
サッカー選手が相撲を選ぶと思いますか?
あなたならいかがでしょう?
ビジネスには先行投資が必要です。自分でやってもその間どこからも収入がなくても生活なども含め固定費がかかるとすれば、あなたが自分でやっている作業で外注費がかからなくても出費はしていることと同じなのです。
実際、ビジネスでは半年、年間もしくは数年間ベースで考えていかなければならないのです。
せっかく起業をして人の役に立ちたいと思われている人たちに結果を出していただきたい
そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げました。
ビジネスには全体像が必要です。そして思いを形に変えて行くためにはプロセスが大切なのです。
選手はその中でプレーをするプレーヤーなのです。
私たちはあなたのビジネスの全体像を一緒に考え、シナリオを描き、計画を立て、フィールドを創ります。
そこで思い切ってプレーをしてもらうのが私たちの仕事です。